豊田自動織機が初優勝
2008-12-14


脇田茜の涙の意味がインフォメーションできていただろうか。1区はケニア選手がぶっちぎるという先入観がなかったか・・・。流れ、繋がり、この一瞬と展望・・・そうしたものが見えていたのだろうか。■東京女子マラソン優勝の尾崎好美(第一生命)、国際千葉駅伝日本アンカー・那須川瑞穂(アルゼ)、連覇のスターターを任された山下郁代(三井住友海上)らの1区2位(3位)争いは見応えがあった。新谷仁美(豊田自動織機)は、その争いの中で、残り1キロを切って、かなりキツそうだったが4秒差で繋いだ。大きい。■5区脇田は去年、東日本実業団でチーム敗戦の要因となった。足を痛めジョギングのようなペース。思い通りに走れないのに、次の区間まで走り続けること。強豪チームの敗戦の要因の張本人的な存在になってしまったこと。世界選手権に日本代表として出場した選手なのだ。その時、それからの1年どうだったろう。赤羽有紀子(ホクレン)の快走の影に隠れたのと、ママさん選手への加熱が脇田の貢献の印象を薄れさせたのか。■ホクレン過去最高3位への原動力、区間賞の走りは賞賛に値する。しかし、チーム戦略は先頭に立って貯金を!であったはず。アンカーへの展望、予測がレースの行方に興味を持たせる。宮崎千聖か、永田あやか、浦田か、安藤か・・・アンカー勝負のインフィメーションによって5区の興味、見方は変わってきたのでは。ネームバリューや実績では大平、宮崎のレースは意外。勝負は怖い。■千葉真子さんが以前、佐倉アスリートクラブについて「チームが一気に若返ったときがあった」と話していたことがあったが、新しい波がうねりとなって初優勝を掴んだ。

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