10年ぶり世界へ/藤永が名古屋国際女子M優勝
2009-03-08


8日に行われた名古屋国際女子マラソンは初マラソンの藤永佳子が逆転で初優勝を果たし、8月にベルリンで行われる世界陸上選手権のマラソン代表を決めた。99年セビリアの世界選手権に高校生ながら日本代表に選ばれた藤永、10年のときを経て再び日の丸をつけ世界に挑む。■同様にかつてスーパー高校生と言われた新谷仁美は30キロ手前で、先頭に立ち一時は独走態勢を築いたが、終盤失速した。レースを振り返ると涙が溢れ出してしまった新谷。最終的な順位は果敢に勝負に出た結果でチャレンジで得た収穫は大きい。藤永のキャリアまで6年も猶予がある。■高橋尚子はすれ違う新谷を見て「トップなんだなぁ、出たんだなー」と見送ったという。ゴールで結果を知って、私が初マラソンをした年齢よりもずっと若い。まだまだ可能性はいっぱい、これかれだよ〓と励ました。■世界選手権の代表は東京女子の尾崎好美、大阪の渋井陽子、名古屋の藤永という各優勝者が内定。あと2人は、4月の海外マラソンで2時間24分程度の記録で優勝に匹敵する成績を上げる者が出現しなければ、東京2位の加納由理、大阪2位の赤羽有紀子が有力。22日の東京マラソンの女子に選考対象大会の北海道で優勝した佐伯由香里が出場する。北海道の成績では選考に訴えるインパクトは足りないが、東京のレースでアピールポイントがあればベルリンに近づく可能性もある。日本陸連は23日に内定した3人を決定し発表するが、更に1から2人についても発表する可能性があるという。■[URL]

[日記]
[陸上&マラソン]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット