バスケットボールの日本リーグ(JBL)が３日、開幕した。札幌会場はチーム発足３年目のレラカムイ北海道がパナソニックを迎えて行われた。■北海道で開幕戦が行われるのは初。試合開始の１時間前には開幕セレモニーも行われた。■開始直後、固さもあってか立て続けに失点を許したレラカムイだったが、熱い声援にも後押しされ、チームの核・折茂、新キャプテンの桜井、新戦力のKJらの活躍で第２クオーター終了時１１点をリードして折り返した。■しかし、後半に入るとパナソニックのオフェンスにゾーンディフェンスを対応され、３ポイントも驚くほどリングに落ちていった。■１点差に迫られたところで山田が立て続けにダンクを決め、チームを救ったかに思われたが、パナソニックのシュート決定率は驚異的だった。第４クオーターで逆転されると、再逆転は叶わなかった。■発足年度が８位、去年は７位のチームが優勝を狙うチームと互角以上に闘い、収穫、手応えもあっただけに、惜しまれる黒星スタートとなった。