「まさか福島さんが２連敗するとはね」観戦した長男は信じられないことが起きるものだとつぶやいた。陸上女子短距離のアジアチャンピオン、福島千里選手が１００メートル対決で２試合続けて敗れた。２試合とも７位と惨敗だった。■雪不足のブログを書いたからだろうか２３日は荒れ模様の天気となった。雪の少ない胆振や十勝にも湿った大量の積雪があった。■雪の中、長男を連れて、恵庭、千歳に向かった。長男は年末には私の田舎に泊まりに行くため空港を利用する予定なのだが、旅行のときはゆっくり見られないからと「空港見学」を希望。３月にオープンした国際ターミナルやお土産店を見ながらスタンプラリーをした。■帰り道。ファミレスで食事をしていると冒頭のつぶやき。千歳に向かう前に恵庭の花ロードでのイベントを振り返った。イベントでは福島選手のトークや100メートル対決が行われた。決戦はトークセッションの後、会場の希望者を募りゲームを使ったバーチャルの１００メートル対決。■試合前、福島選手は「手加減せず正々堂々と戦う」と小さな子供相手にも闘争心をあらわにした。しかし、結果は２試合とも７位。２試合目は千歳から参戦した無名のミセスに完敗した。１、２レースのインターバルにはコントローラーを小刻みに動かす練習を繰り返し立て直しをはかった福島だったが、無念の結果に終わった。ゲームは「監督の家でやったことがあったのでもう少しできると思っていたが」と敗戦に悔しさを滲ませた。■会場を訪れた人、参加した人たちは福島選手のトークやウィットにとんだパフォーマンスに楽しいひとときを満喫した。■決戦の様子は北海道ハイテクACのブログに「[URL]」紹介されている。