札幌国際ハーフマラソン
2011-07-03


「私がダメだと諦めかけていても、周囲の人たちが『いつか出来る』『復活する』と諦めず支えてくれた」「返しきれない借りがある、これからも1つ1つの大会で記録を出し、良い結果を残していきたい」。札幌国際ハーフマラソンで日本人トップの3位となった絹川愛(ミズノ)は日本選手権5000m優勝、1万メートルの日本歴代4位、そして今回と快走が続く「復活」の要因を聞かれしみじみと語った。■今回の札幌国際ハーフマラソンは絹川愛にとって初めてのハーフマラソン出場だった。ハーフ用の準備もしていなかったが、指導を受ける渡辺高夫氏から「長距離適正を見る『マラソンオーディション』だ」と設定タイムも決めず送り出されたという。練習でも20キロまでしか走ったことがなく「未知の距離との戦い」だったと話す様に、前半はペースも順位もおかまいなし、リラックスした走りで10位前後のグループを進む。他の選手が脱落するなどもあり15キロを5位で通過すると終盤6.0975キロは優勝したフローレンス・キプラガトを上回るペースでカバー3位に順位を上げた。「我慢が出来るかが課題だと思っていたが我慢は出来たと思う」「ハーフは上手くできたと思うけど、マラソンはこの2倍なので・・・」「やっぱり最後の上りは足にきてトラックに戻ったときは足が棒になった」が、それでもマラソンオーディションについては「合格してたらいいな」と笑顔を見せた。
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