釜山テグ往来日記B
2011-09-04


KTXに乗るのもこれが最後か。淋しさと次なる物語への期待が交錯する。閉会式の途中でスタジアムを後にし、シャトルバス、そして釜山行きへと乗り継ぐ。韓国にいる間に月も変わり、総理も変わり、内閣も変わった。帰国したら時代の流れについて行けるかな?■きょうも有意義な1日だった。朝は男子マラソン。周回コースを複数箇所移動しながら沿道で観戦。日本コーチ陣とも一緒になり、中身の濃い観戦になった。■過酷なレースだった。個人では圧倒的にやらた感じでもチームなら報われることもあるという感じを受けた。銅かなと思っていたら銀だった。5人が表彰台に立ったメダルセレモニーも晴れやかだった。確実に「個人」でも多くのものに打ち勝ち掴んだものだ。特に公務員の川内やこれまでメディアにあまり扱われてこなかった堀端、中本といった、どちらかというと派手さのない選手が辛抱して引き寄せた団体銀メダル。心から拍手を送りたい。■夜のリレーはチームの力に期待を寄せたが、そう簡単ではないという現実。チーム力、技術の向上は勿論だが、圧倒的な「個」の力量アップが大前提だという当たり前のことを教えてもらった。
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