6年前、宮里藍、横峯さくらの出現で人気に火がついた女子プロゴルフの世界を目指す北海道の女子ゴルフ選手を取材し放送した。番組名は「アサミ19歳 プロゴルファーになりたい」というもの。アサミは話題を集める宮里、横峯と同じ1985年生まれ。アマチュア時代から脚光を浴びる宮里、横峯らがプロとして輝かしい道を進み出しているムーブメントや北海道の女子ゴルフの歴史を紹介しならがら「同世代の夢を追う無名の少女」の1年を取材した。■その少女は苫小牧生まれ、千歳に住む3姉妹の二女。父の影響でゴルフを始めたが、2004年の国体で成年女子団体2位のメンバーだったくらいで競技会での実績はない。ゴルフを教えた父親は姉妹3人の中で一番良いボールを打つと二女アサミのスイングの完成度の高さに期待を寄せていた。ただ、少し優しい、というか人の好さが勝敗を分ける場面で災いするところがあった。目配りができるが、その分、慌てたり、気を使いすぎて萎縮したり、厳しい場面で引いてしまったり、プロを目指す道のりでも予選会ではその会のベストスコア69をマークするなど非凡なところを見せながら、最終のプロテストにさえ進めなかったときもあった。■中学生ながら全国の強豪を撃破し4強になるなどし、プロテストも早々に合格した妹ほどの集中力が足りなかった。アマチュアながらプロのトーナメントに出場した妹のキャディーをすることがあったが、良いキャディーだったがプレーヤーとしては「優しさ」が邪魔をしていた。■ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンでインスタートで首位に迫るプレーヤー、菊地明砂美がその「アサミ」だった。速報をみていると案の定、首位が見えたところで6番でボギー。「アサミらしい」と思ったが、続く7番で取り返した。「お!やるじゃないか」と思った。8番パー5ではとれず上がりの9番をボギーとしたが、チャンスが見えたとたんにしぼんでしまうという悪い予測は裏切ってくれた。▼次ぎへ<
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