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陸上の福島千里選手。この人、哲学を持っている。「みちゅスポ」の中で放送したけれど、北海道以外の方など、ご覧頂けなかった方もいるだろうし、番組に入れられなかったこともあるので、このブログでも印象に残った話などを少しだけ紹介する。■短いテレビニュースなどではあまり長く話していないし、ちょっとウケそうなところを楽しく紹介されていることが多いかなと思っていたので、「ほんとはどうなの？」と聞いてみた。答えは「このままだと思います」。ただ、やはりメディアで紹介されているのと実像とでは少し違うという。でも、違っても良いのだそうだ。■話を聞いていると「夢や目標を持つこと」が大事なのだなと感じる。これまでの躍進も１つ１つ目標を叶えてきたものだし、これからも、良い時ばかりではないと思うが、１つ１つ目標をクリアしていきたいと話す。目標があるとそれに向かって進んでいける。誰だって、達成していないこと、叶えていないことを夢や目標に掲げる。私もその一人だし、私の目標もその１つ。特別だという感じはない・・・とも。■そして、人との出会い。こうしてこれたことをラッキー、運のあるタイプと自己分析。応援やサポートへの感謝の心が伝わってくる。■更に、高くシンプルな目的意識。筋トレについて話したとき「筋肉がついているよね」「マッチョになるのって楽しい？筋肉フェチ？」と聞くと「筋肉がついている、いないは自分ではわからないし、それはどうでもいいことだ」と言い切る。「筋肉をつけるのが目的ではなく、速く走るために筋トレもやっているのだ」と。レース直前に他の選手に威圧感を与えることもあるのかなという話の中でも「試合前の雰囲気をつくることを意識してもしょうがないですよね」「ゴールするまでが、ゴールしてどうなのかが大事ですよね」とレースを如何に大切にするかという極めてシンプルな志向。■今シーズンもお疲れさまと挨拶すると「まだ、終わっていません」ときっちりしている。確かにまだ試合が残っている。今季、最後の試合、日本選手権リレーは28日が予選、29日に決勝が行われる。北海道ハイテクACのチームとして戦う試合でもあり、権威のある大会なので良いレースをしたいという。「リレーだとか、皆でやろうというとき楽しそうですね」と聞くと暫く考えてから「それは自分では分からない」とも。いやいや間違いなくリレーのときは張り切って見えますよ！。横浜でも元気なところを見せてください！▼(10.28一部直し加筆)