純ジャンプの小林です
2011-11-24


スキージャンプのワールドカップが26日、フィンランドのクーサモで開幕する。初戦は団体。今シーズンの全日本男子チームの話題の人といえば、それは小林潤志郎選手(東海大札幌キャンパス)だろう。このブログの読者ならたびたびその名前を見ているだろうが、2010年1月の世界ジュニア選手権で金メダルを獲得した「複合(ノルディックコンバインド)」の選手だった。そう、だったのだ。■ジャンプと距離の両方をやる複合から今シーズン、ジャンプ専門の純ジャンプに転向した。W杯と同格の夏のグランプリにも遠征しベスト10以内に4回(個人)入りポイントを獲得、堂々とワールドカップメンバー入りした。複合の選手だった頃から伊藤杯ナイター、名寄吉田杯、宮様、蔵王など純ジャンプの大会で優勝をさらってきた。■転向、最初のシーズンについては「特にそういうことは考えていないが、やるだけやってきます」「技術がまだしっかりしていないので、その点を夏から取り組んできた、ワールドカップで多くのことを吸収してきたい」と抱負を口にし、今月19日、新千歳を立った。小林は「日本の選手も強いのでまずは日本の選手から学びたい」と言ったが、この日、一緒に千歳を発ったのは伊東大貴、湯本史寿、栃本翔平。成田では竹内択と合流、フィンランドでコンチネンタル参戦のため先に出発した葛西紀明らとも合流した。■果たして今季はどんな戦いを見せてくれるのか。オリンピックや世界選手権のないシーズン、思い切った挑戦で大きく飛躍するチャンスになると期待したい。
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