手袋パフォーマンス
2013-01-19


注意も必要。〓1月13日、父親の誕生日にワールドカップで優勝したスキージャンプの高梨沙羅選手。手袋にハピバスデーと英語で手書きしておいたものをカメラにかざした。日本にいた父 寛也さんはサプライズに嬉しそうだったという。家族思いの心あたたまるエピソードだ。〓スキー選手の手袋パフォーマンスは今回に始まったことではない。3.11を遠征先で知った選手たちは日本語で日本へのメッセージを書くなどした。■ノルディックスキー複合の小林範仁選手(現在は引退し秋田テレビ勤務)がフジテレビの番組「ジャンク・スポーツ」で明かしたエピソードは、トリノオリンピック(2006年)で当時、おつきあいしていたガールフレンドに向け手袋に書いたメッセージを国際映像に見せたというもの。話のオチは、そのあと「破局しました」。その小林選手、2011年の世界ノルディックを最後に引退。ここでも手袋に「ありがとう」と書いてカメラに見せた。■メッセージではないが、1998年の長野オリンピックや2007年の世界選手権の団体で、控えに回った選手の手袋やハイネックのインナー、ヘルメット、ゴーグルを出場選手が身につけ一緒に戦ったということもあった。サッカーでユニフォームを2枚重ねて、ゴール後、重ねていた背番号を見せたという逸話に共通する話だ。■ただ、メッセージの内容が公序良俗に反したり、政治的な発言や商業目的のものとなるとオリンピック憲章やアマチュアリズムの点から厳しく制裁を受けることもある。確信犯ならともかく、悪ふざけ、悪ノリ、またはルールをよく知らずにやってしまうことのないよう注意したい。
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