男子ゴルフもジュニア奮闘A
2014-09-19


(つづき)■しかし、プロのトーナメントは、そんなに容易いものではない。高校2年生、16歳の片岡尚之の前に次々とピンチが訪れる。直後の6番は440ヤードのタフなパー4。セカンドはグリーンに届かず、花道からの40ヤードはあったろうかアプローチも寄らなかった。それでもここは3メートルのパーパットを沈め踏ん張る。しかし、7番では2ndをピンサイドのラフに外し3オン2パットのボギー。8番パー3では右奥のピンに対し、右奥に外した。流れが悪い。ズルズル後退してしまいそうな状況だった■この日、「良かったのはアプローチ」と振り返った片岡。8番のピンチを「ロブショット」で切り抜けた。ふわりと上げた見事なアプローチだった。ここから流れが良くなった。9番、10番、11番、チャンスと言えるほど近くにつかないホールもあったが、いずれもTショットのフェアウェーキープ、グリーンヒットとも完璧。そして、パー5の12番でバーディ。そのあとも13番、14番、15番はいずれも1ピン以内!入っていたらどこまで伸びるんだ!というゴルフが続いた。■ところがオナーで打った16番パー3は風の読み違いか、グリーンオーバー。ここも奥から転がしのアプローチでパーセーブにつなげるのだが、続く17番、スコアを伸ばしたいパー5で大ピンチに見舞われる。17番は輪厚の名物ホール。林越え2オンを狙うプレーヤーが多く、テレビ中継でも「見せ場」たっぷりのホール。ただ、それだけにTeeも2ndも待つことが多い。■片岡も次の組が追いついてしまうほどTで待った。ここもオナー。Tショットは右のラフへと行った。前日もラフに入れ6番アイアンで刻んだが、ボールが浮いていたので「狙ってみる」と5Wに持ち替えた。結果は引っかけ気味のミスショット。ボールは林の中に止まった。まさかの大叩きか・・・。
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